第69回全日本広告連盟山陰大会は、ウィズコロナ時代の全広連大会として、初めてオンライン参加を導入することにいたしました。次世代を担う若い人にも参加していただける大会にしたいという思いもあります。分科会、大会式典それぞれを配信いたします。オンライン参加をご希望の方は、「オンライン参加」申し込みページからお申し込みください。参加費として、各地広告協会会員2,000円、一般は3,000円(いずれも税込)が必要です。現地参加される方が収録配信をご覧になられる場合は無料となります。
開会宣言
歓迎あいさつ・第69回全広連山陰大会組織委員会会長
大会あいさつ・全広連理事長
来賓祝辞・島根県知事、鳥取県知事
表彰 (1)全広連日本宣伝賞
(2)全広連鈴木三郎助地域キャンペーン大賞、同地域クリエイティブ大賞贈賞
※受賞者は決定後、随時掲載します。
「山陰の味を楽しむ夕べ」への誘い~孤独のグルメ・山陰番外篇~
孤独のグルメ原作者・久住昌之氏
地方創生
講師
邑南町役場商工観光課長
(株)ぐるなびプロモーション事業部
食と観光企画部長
高齢化率43%、過疎でジリ貧の山間の町・邑南町が生活満足度84%になるまでに生まれ変わった。同町は「食」と「農」に関心を持った若者に実践的な勉強の場を与えるとともに、自己資金なしの「0円」で起業できるシステムを作り上げ、立役者となった寺本氏は、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも“スーパー公務員”として取り上げられた。人材育成に主眼を置き、2011年にスタートした「A級グルメ構想」の「耕すシェフの研修制度」に基づき、都市部に住むプロフェッショナルを目指す若者をターゲットに研修費を町が負担して同町で起業してもらう。西原氏はぐるなびサービスを活用した地域活性化企画を推進している。自治体国際化協会で、海外プロモーションを支援するアドバイザーも務める。2020年2月には「浜田×邑南 食を活かしたツーリズムの可能性」セミナーの講師も務めた。同町の取り組みを例に、地方振興の考え方や視点、情報発信の手法など地方振興のヒントを探る。
地方創生
講師
持続可能な地域社会総合研究所所長
未来をつくるSDGsマガジン「ソトコト」編集長
「過疎は終わった!」ー。新しい流れとして注目されている関係人口創出による地域の維持・活性化策を考える。日本全体の人口が減少していく中、関係人口の創出は今後の地域資源を生かした地域活性化の重要なキーワードになっていく。中国山地で実践的な地域振興活動に取り組み、「田園回帰1%戦略」を掲げる藤山氏は、中国地方発の新たな年刊誌「みんなでつくる中国山地」創刊にも携わった。指出氏は未来をつくるSDGsマガジン「ソトコト」編集長。島根県をフィールドに先進的な地域作りを学ぶ連続講座「しまコトアカデミー」を開催している。「過疎」発祥の地・島根から、現状や振興を図るための留意点、今後の進むべき道筋を提言し、これからの地方の在り方、ひいては日本の在り方を考えるとともに、メディアや広告業界の役割を探る。
地方創生
講師
SC鳥取代表取締役社長
近年、プロスポーツがファンや地域との結びつきを重視し、様々なサービスに取り組んでいる。J3・ガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取は、2017年度から芝生生産プロジェクト「Shibafull(しばふる)」に取り組んでいる。地元企業の協力やクラウドファンディングの活用によって、サッカースタジアム管理のノウハウを生かし遊休農地で芝を生産し、希望者に有償提供している。鳥取県は全国有数の芝の産地でもある。2020年にはJリーグ全56クラブが行う社会連携活動(シャレン)で、メディアが取り上げたいと思う活動に贈られる「アウォーズメディア賞」に選ばれた。スポーツを通した地域振興には、広報宣伝だけでなく、チームの支援、地域との結びつき、スポンサードといった多様な分野でマスメディアや広告関係者、企業も重要な役割を担う。一つの事例としてSC鳥取の活動を紹介し、今後の展開を探る。
SDGs・ダイバーシティ
講師
(株)博報堂 エグゼクティブクリエイティブディレクター
JAAダイバーシティ委員会委員長・
東レ(株)宣伝室長
『日経xwoman』編集委員、
『日経xwoman』創刊編集長
日本アドバターザーズ協会(JAA)との共同企画。広告業界、マスコミ業界のダイバーシティは進んでいるとは言えない現状。国連女性機関の呼びかけでアンステレオタイプアライアンス日本支部を日本アドバタイザーズ協会、日経が協力し立ち上げたのを機会に、広告業界でもダイバーシティを一段と進め業界の成長戦略に繋げるムーブメントを起こしたい。基調講演では、クリエーティブ目線から見るダイバーシティ「日常風景のアップデートにより見えてくるモノ」として、日常の広告・コミュニケーション活動で如何にダイバーシティを考えて行けるのかを長谷部氏にお聞きし、パネルディスカッションでは幼方氏、羽生氏も加わって広告業界が抱えている課題と解決策、将来像にわたって議論を深めていく。
※アンステレオタイプアライアンス=「あらゆるメディアと広告のコンテンツにおいて有害なジェンダーに基づく固定観念を撤廃するための思考と行動のための国際的なプラットフォーム」
イノベーション
講師
(株)リ・パブリック共同代表
合同会社シーラカンス食堂 / MUJUN 代表社員・
クリエイティブディレクター・デザイナー
「イノベーションスタジオ福岡」「make.fukui.XSCHOOL」「熊本イノベーションスクールProject180」などのディレクターとして各地で地域イノベーションの創出を推進してきた田村大氏と、「世界に変革をもたらし、予想もしないような未来を切り拓くイノベーター」としてWIRED Audi INNOVATION AWARD 2019 を受賞された小林新也氏の至高の対談。『道なき山を登る』プロセスや、地場伝統産業振興を起点にグローバル販路開拓をも包含する視座で変革を実現し続ける二人の取組から、ソーシャルデザインやビジネス変革に向けた要諦を学ぶ。
クリエイティビティ
講師
東京藝術大学大学院教授/
クリエイティブディレクター
前段では「バザールでござーる」、「だんご3兄弟」、「NHK教育TV・ピタゴラスイッチ」監修等クリエイティブからマーチャンダイジング、広告クリエイティブ活動から幅広いコミュニケーション活動と分野を超えて時代をリードし続けている佐藤雅彦氏から氏の長年の研究テーマである「コミュニケーションデザイン」から「新しい分かり方・伝え方」のお話をお聞きし、後段では対談(登壇者交渉中)により広告界への新鮮で有益なメッセージ発信となるトークショーを企画している。
次世代マーケティング
講師
(株)LIFULL
LIFULL HOME'S事業本部 ユニット長
(株)翔泳社
MarkeZine編集長
(株)トリドールホールディングス
海外事業企画部
国内初の事例となるBtoCマーケティングオートメーションツールを導入し、あらゆるアドテクや各種ツールからAI 、そしてデータドリブンを大前提に「究極のOne to One マーケティング」を追求してきた菅野氏自身が、真摯に問うマーケティング現場からみた5年後について。新進の若手次世代マーケターを交えて、「次世代マーケターに求められる5つのスキル」や、マーケティング領域において成し遂げたい仕事観・目標観を考える。
DX
講師
立教大学ビジネススクール教授
GAFA研究第一人者でDXにも精通している立教大学ビジネススクール田中道昭教授が、各地域メディアの特性や強みを活かし、それらをDXで進化させていくための戦略ワークショップを開催。自社の使命や強みを明確にし、各地域メディアらしいDX戦略を考える。
大塚製薬株式会社 代表取締役社長
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
代表取締役社長兼CEO
公益社団法人ACジャパン 理事長、
公益社団法人日本マーケティング協会 会長、
公益財団法人日本卓球協会 会長、ライオン株式会社 相談役
撮影:山内信也
東京藝術大学大学院教授/
クリエイティブディレクター
※「全広連日本宣伝賞」=公益社団法人全日本広告連盟(全広連)は、日本宣伝クラブが昭和30年代から行ってきた、「日本宣伝賞」の顕彰事業を平成25年度より継承。必要な再編成を行い、全広連の公益目的事業の一つとして育成、発展を行おうとするもので、広告主(「松下賞」)、媒体社その他のメディア関係会社及びイベントその他のコンテンツのプロデューサー(「正力賞」)、広告関連会社(「吉田賞」)、クリエーター(「山名賞」)それぞれの立場から、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし寄与したもの(個人)を、年1回顕彰する。また、「特別賞」として、広告の社会的使命の促進に特別に功労があった、と認められた場合は、上記4賞に加えて個人又は団体を顕彰している。
(贈賞者が決定次第、サイトに掲載いたします)
〜いまこそ語りたい日本の「根本問題」〜(仮)
パネリスト(順不同)
(株)日本総合研究所主席研究員
(株)小西美術工藝社代表取締役社長
(株)電通グループ 執行役員
マンガ家・ミュージシャン